以前からあらためてお祈りについて書こうと思っていました。
「エゴの本」の内容を確認してから書こうと思っていましたが
すぐに出そうにないので暫定で書いておきます。
そのため言葉の定義があいまいなところがあると思いますがご了承ください。
お祈りとはもちろん五井先生が提唱した「世界平和の祈り」のことです。
このブログの閲覧者のほとんどは宇宙全史がきっかけでお祈りを始めたと思います。
もちろんお祈りをして「いいこと」があったり、また「いいこと」が起こるように
創意工夫していると思います。
私も始めた時はそうでした。しかし「いいこと」にこだわるといずれ壁に突き当たることに
なると思います。そのあたりのことをこれから書いてみます。
まず、最初に言いたいことは普通の人も多重人格者とさして変わりないということです。
五井先生の書籍「愛すること」によると
精神的内容からみると、一つに統一されている人間ではありません。幾つかの異なる精神的内容が
ミックスされて、一人の人間として成り立っているのです。
人間はこのように、一つの肉体の中で、種々な想念が入り乱れているのであり、その想念の
分裂状態が不調和状態によって、その人間の不幸災難がつくられてゆくのである。
精神科学的な言葉で言えば、顕在意識と潜在意識のアンバランスが、人間の不幸を生んでゆくのであります。
とあります。
また精神が分裂状態のところに心霊現象による憑依が重なった極端な例が多重人格と書かれています。
普通の人にはそのような極端な人格交代はありませんが
例えば
・魔が差す
・出来心を起こす
・悪いと思いながらやってしまう
・調子に乗ってやったことにあとから自責の念にとらわれる
などと精神が分裂されている例は多数あります。
なぜこんなことになるかと言うと
潜在意識に矛盾したいろいろな思いである想念が残っているからです。
その想念はどこからやって来たかと言うと
あなたの今生の過去から、先祖から受け継いだもの、過去生からの繰越などです。
その想念は普段は4次元、5次元にありますから
3次元+時間しか認識できない私たちには普段は知覚できません。
何かのきっかけでその想念が具現化します。
エゴなんてないと思っても見えないだけであなたのすぐそばにいつもいるのです。
ちまたのスピリチュアルティーチャーや精神世界の指導者がイケていないのは
彼ら自身、おのれの精神が分裂にあることに気づいていない。
というか視線をわざと世の中に向けさせている。
例えば
・選挙の不正
・他人の結婚がどうのこうの
・格差
このような、ようは世界が分断されていることをやたらアピールしますが
これはエゴが自らの分断から目を遠ざけようとしているのかもしれません。
また先祖供養も壺とか訳のわからないアイテムを購入するのではなく
これも本当は自らの中にある先祖から受けついだ想念を浄化することが大事です。
人間の思考パターンは周りの環境を操作して問題を解決させようとしますが
本当に解決するべき問題はあなた自身の内面に全てあるのです。
続きます。