勝ち組と負け組

勝ち組と負け組と言っても
アベノミクスで大儲けした人と底辺の話ではなく
1945年敗戦当時、地球の裏側のブラジルで日系移民が
敗戦を信じられずに戦争に勝利したと主張する「勝ち組」と
敗戦を受け入れた「負け組」で分断が起き
日系移民同士で詐欺やテロ行為が横行しました。
そして多くの被害者や死傷者を出し
日系移民社会に長い間しこりを残しました。
詳しくは下記のリンクやGoogleで検索してください。
https://www.ndl.go.jp/brasil/s6/s6_1.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/臣道連盟

ブラジルは連合国のため日系移民は敵性視され
日本語が禁止され情報統制された中で
貧困の苦境を生きて行くために
敗戦を受け入れることができなかったのは
しかたがないのかもしれませんが
俯瞰してみればまったく意味のない争いでしょう。

こんな話をするのは
今回の新型コロナ騒動で多くの人が
政府、他国、感染者、政府の指示に従わない人などを
裁いて分断が起きています。
また今後起きる崩壊で同じことが繰り返されるでしょう。
これは勝ち組と負け組騒動と同じことです。
今起きていることの本質は「地球の決断」にあるわけで
これらの本質ではない問題に巻き込まれないように
私たち人間の愚かさに気をつけて残り十数年を
乗り越えていきましょう。